代表弁護士綾部薫平の一問一答

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(代表弁護士綾部薫平の一問一答)2016年2月現在
• 代表弁護士 綾部 薫平(あやべ くんぺい)

綾部さん

■ しぶや総和法律事務所について

Q しぶや総和法律事務所の歩みについて教えてください。

   2013年1月に、それまで勤務していた法律事務所を退職し、独立開業しました。
  既存の法律事務所に所属したままでは、「ご依頼者様と綿密なコミュニケーションをとり、よりよい解決策を実現する」という私が理想とする弁護士像を追及するのは、難しいと考えたからです。
お客様がほとんどいない中での独立でしたので不安もありましたし、苦労もしました。それでも素晴らしい方々とのご縁に恵まれ、お蔭様で、4年目を迎えることができました。

Q しぶや総和法律事務所で力を入れている分野は何ですか

  特に力を入れているのは、①企業法務、②企業の倒産・事業再生、③相続です。
いずれも、社会に大きな需要があるにもかかわらず、専門的に取り扱う弁護士が少ない分野です。弊所は、それぞれの分野にとても魅力を感じているので、積極的に取り組んでいきたいと考えています。

Q 離婚・自己破産・交通事故・刑事事件等の個人の案件も取り扱ってもらえますか

  個人様の案件も取り扱ってきた経験はありますし、今後も、ご依頼があれば、積極的にお引き受けしたいと考えています。
ただ、弊所は、基本的には企業や経営者を応援する立場の弁護士です。
そのため、労働者が会社に損害賠償請求するような、労働者側の労働事件は、基本的には辞退申し上げています(ご紹介者様がいらっしゃる場合や、会社のやり方が理不尽と思われる場合には、お受けすることもあります。)。

Q しぶや総和法律事務所の将来像を教えてください

  なるべく早い段階で、弁護士4~5名の体制にしたいと考えています。
  弊所のお客様は企業様が多いですが、経済活動をやっていると、好むと好まざるとに関わらず、非常事態に陥ることがあります。製品の欠陥、役職員の逮捕、資金繰りの悪化などです。
  非常事態に陥った際には、早急な対応が重要です。顧問をお引き受けしている法律事務所の責任として、そのような非常事態に迅速な対応がとれる体制を整える必要があると考えています。
  弁護士が4~5名いれば、そのうちの1名を、非常事態の企業様の専従にして対応することができます。そのため、なるべく早い段階で、弁護士4~5名の体制にしたいと考えています。

■ 企業法務について

Q 企業法務に力を入れているのはどうしてですか

  ビジネスの本質が、関係者全員が得をして、損をする人がいないという点に魅力を感じています。
ある会社がサービスを提供して、別の会社はそれに対してお金を払います。
サービスを提供した会社にはお金が入ってきますし、それを買った会社は、お金よりも価値のあるサービスを受け取ることができます。
このようにビジネスの本質は、関係者全員が得をする、Win-Winの関係にあります。
Win-Winの関係をどうやって作るかを考えるとワクワクします。ビジネスに貢献する仕事には、とても充実感があります。

Q 企業法務を専門的に扱っている弁護士が少ないのは、どうしてだと思いますか

  弁護士が扱う裁判は、基本的には、「勝った」「負けた」の世界です。お互いが得をするWin-Winの関係を目指すビジネスとは、本質的に考え方が違います。
また、ビジネスを理解するには、法律以外にも、「取引慣行」や「儲かる仕組み」を勉強しないといけません。
弁護士は、どうしても今まで勉強してきたところに固執するところがあります。残念ながら、ビジネスを理解する(理解しようとする)弁護士は、少数派にとどまっているのが現状だと思います。

Q 企業法務でご依頼の多い分野は何ですか

  1番多いのは、①契約書や利用規約の作成です。万が一トラブルになった場合に、最後に頼りになるのは、契約書や利用規約などの書面ですので、専門家に頼むのが安心なのだと思います。
次に多いのが、②従業員に関する業務です。具体的には、就業規則に関する質問、残業代や退職金の請求、セクハラ・パワハラ、従業員が起こした窃盗、横領等の不祥事への対応などです。
  その他、③貸付金や売掛金等の債権回収、④事業譲渡や合併などの組織再編のご支援なども多いです。

Q ご依頼の多い業種はありますか

  ご依頼が多いのは、①IT企業、②エンタメ、③不動産、④アパレル、⑤商社などです。
  ①渋谷に事務所を開設した理由の1つは、渋谷にあるIT企業に貢献したいと思ったからです。おかげ様で、渋谷にある多数のIT企業様からご依頼をいただいています。
  ②エンターテイメントは、クリエイティブなところに魅力を感じています。著作権のご相談や契約書のレビューなどで、貢献できる分野が多いと感じています。
③不動産、④アパレル、⑤商社等も、とても面白いビジネスだと思います。
上記以外の業種でも、ご依頼があれば、積極的にお引き受けしたいと思っています。

Q 今後、力を入れたい分野はありますか

  内部統制システムの整備や監査役の支援など、コンプライアンス分野に力を入れていきたいです。不祥事などの危機対応にも、取り組んでいきたいと思います。
  そのほか、会議の効率化、営業社員向けの交渉術のセミナーなど、コンサル分野にも進出できればと考えています。

■ 企業の倒産・事業再生について

Q 企業の倒産・事業再生とは、どういう分野ですか。

  資金繰りに行き詰まり、期日までに支払ができなくなった企業を支援する業務です。
倒産・事業再生には、大きく分けて2つの方法があります。
1つは、事業を停止して企業を清算する破産手続です。もう1つは、債務をカットしたりリスケしたりして、事業の再生を目指す私的整理・民事再生です。

Q 倒産・事業再生を弁護士に依頼するメリットは何ですか

  弁護士が債権者に受任通知を送ると、それ以降は、企業や代表者への直接の請求ができなくなります。それによって時間稼ぎができますので、その間に、清算にしろ、再生にしろ、いろいろと考えて実行することができます。

Q 倒産・事業再生のやり甲斐を感じるのはどういう時ですか

  資金繰りがどうしようもなくて非常に追い詰められていた経営者の方が、無事に処理が済んで喜んでいただいた時に、とてもやり甲斐を感じます。
  また、先ほど私はビジネスにとても興味があると申しましたが、倒産・事業再生は、一時的ですが、弁護士が経営の中枢に食い込みます。先ほども述べましたように、私はビジネスに興味がありますので、そういう意味でも面白さを感じています。

Q 廃業支援というのは何ですか?

  廃業支援というのは、資産超過であり、破産手続をする必要はないけれども、事業の将来性に希望が持てなかったり、後継者がいなかったりした場合に、会社を清算するサポートをする業務です。
産業構造が転換し、人口減少が現実的になっている今日では、企業の廃業・清算は、避けられない流れであると考えられます。
  廃業支援は、弁護士業界では、これまでほとんど手付かずだった分野だと思います。弊所は、業界の第一人者になる心積もりで、積極的に廃業支援の業務に取り組んでまいりたいと考えています。

■ 相続案件について

Q 相続案件でご依頼が多いのは、どういう分野ですか

  やはり遺産分割の協議や調停など、紛争案件のご依頼が多いです。
相続に関係する専門家としては、弁護士以外にも司法書士、税理士、行政書士等がいます。信託銀行も相続に力を入れています。しかし、遺産分割の紛争については、弁護士のみが取り扱えることになっています。
  紛争案件は、弁護士の基本業務と考えています。これからも積極的にお受けしたいと考えています。

Q 渋谷の事務所に相続を依頼するメリットは何ですか

  渋谷は、郊外に向けて、東横線、田園都市線、井の頭線という私鉄が伸びています。
  案件を受任すると、お打合せのために何度も事務所に足を運んでいただく必要がありますが、弊所は利便性が高いロケーションに事務所がありますので、ご依頼者様のご負担の軽減になると思います。
  なお、別途費用を頂戴することになりますが、高齢の方等へは、出張相談も承っております。

Q 相続案件で今後力をいれていきたい分野は、何ですか

  事業承継や遺言書作成など、紛争にならないようにするための相続対策に、力を入れていきたいです。
また、遺言信託や任意後見等の相続周辺業務にも、進出したいと思います。
  

■ 弁護士としての経験

Q 弁護士としてどのような業務を経験してきましたか

  これまで最も多く取り扱ってきたのは、一般企業法務と呼ばれる分野です。
人事総務や債権回収等に関する法律相談、契約書の作成やチェック、法律意見書の作成、事業再編(M&A)に関する助言、株主総会や取締役会への立会い、社内不祥事が発生した際の不正調査の実施などの業務を行ってきました。
  その他にも、訴訟案件、交渉案件、破産・私的整理案件、離婚・相続等の個人のご依頼者様の案件、詐欺や公職選挙法違反等の刑事事件も取り扱ってきました。
執筆・講演の経験も多数あります。

Q 経験した訴訟の種類としてはどのようなものがありますか

  退職金の支払を請求する訴訟、取締役の責任を追及する訴訟、メーカーに対して瑕疵担保責任を追及する訴訟、著作権の確認を求める訴訟、保険金の支払を求める訴訟、建設請負代金の支払を求める訴訟、建物の明渡しを求める訴訟等、いろいろな訴訟を経験しました。

Q あなたの弁護士としての強みは何ですか

  方針を立ててそれを実行する能力と、相手方との交渉力には自信を持っています。

■ 執務方針

Q 執務をするうえで特に心掛けていることは何ですか

  ご依頼者様のお話を、予断を持たずに、真摯に聞くよう心掛けています。
弁護士は法律には通じていますが、それ以外の分野については、ごく一部しか知らないのが現実です。そのような現実を忘れずに、分からないところはご依頼者様に教えていただきながら、事案の全体像を正確に把握するよう努めています。

■ 弁護士としてのやりがい

Q 弁護士としてやりがいを感じるのは、どういうときですか

  ご依頼者様の悩みや不安を軽くすることができたと感じたときです。
ご依頼者様が弁護士のところに相談に来られるのは、自分ではどうしてよいか分からなくなったとき、というのが多いと思います。そのようなとき、弁護士は、ご依頼者様のお話を丁寧に聞き、さまざまな可能性の中からよりよいとよりよいと思われる方針をお示しし、ご依頼者と協議しながら解決への道筋を一緒に考えることになります。初回のお打ち合わせは、多くの場合30分から1時間で終了しますが、ご依頼者様がお帰りになる際、「弁護士に相談して、何とかなりそうだと希望が持てました」と言っていただけることがあります。そのような時、弁護士をやっていてよかったなと思います。

■ 弁護士になるまで

Q 弁護士を目指そうと思ったのはいつ頃ですか

  はっきりとは覚えていませんが、高校生の頃から、漠然と弁護士になりたいと思っていたと思います。

Q どうして弁護士になろうと思ったのですか

  もともと多くの人と接して、いろいろなことを吸収することが好きでした。弁護士は、とにかく沢山の人と接する仕事ですので、自分に合っているのではないかなと思いました。

Q 司法試験(弁護士になるための試験)で苦労したことは何ですか

  日常生活での考え方と法律の考え方にはズレがありますが、そのズレがなかなか理解できずに、苦労しました。ただ、司法試験で苦労した分、一般の方に分かりやすく法律を説明する力が身についたという面もあり、結果としてよい経験だったと思います。

Q 弁護士以外なら何を目指していたと思いますか

  大学1・2年生の頃は社会学に興味がありました。夏休みを利用して、震災直後の神戸にフィールドワークに出かけたこともあります。弁護士以外でしたら、社会学の研究者を目指していたかもしれません。

■ プライベート

Q 趣味は何ですか

  国内海外を問わず、旅行に行くのが好きです。学生時代は、毎年のように海外に個人旅行に行っていました。行ったことがある国は、タイ、ベトナム、インド、トルコ、ブルガリア、チェコ、ドイツ、アメリカ、ブラジル、チリ等20カ国位あります。

Q 国内・海外で行ってみたいところはどこですか

  国内なら北海道や先島諸島等の秘境、海外ならキューバに行ってみたいです。

Q 好きなスポーツは何ですか

  野球です。地元が横浜だったこともあり、横浜DeNAベイスターズがまだ大洋ホエールズだった時代から、横浜スタジアムによく野球観戦に行っていました。

Q プライベートで1番楽しいことは何ですか

  6歳の娘と遊ぶことです。親子で一緒に過ごせる時期は限られていますので、色々と経験させてあげたいと思っています。

Q 最近、スキーに行かれたのですか

  娘に雪を見せようと、この冬に、越後湯沢のスキー場に行ってきました。自分自身、学生時代以来のスキーだったので、スキー板のはき方すら忘れてしまい、娘の世話どころではなくアタフタしてしました。